栄養講座④
皆さん、こんにちは。
インストラクターの福士です。
今回、紹介する栄養素は炭水化物・糖質です。
聞いたことがある方も多いと思いますが、どのような役割をしているのか紹介します。
糖質はカラダの主要なエネルギー源です。
消化、吸収されて血液と一緒に全身をめぐり、各筋肉に送られます。
カラダの中で1gあたり4キロカロリーのエネルギーになると言われています。
特に脳では、血液中の糖質が主なエネルギー源なので、極端に不足すると意識障害を起こす可能性があります。
また、糖質は素早く使えるという特長があります。
なので、100m走や筋トレなどで主に使う栄養素になります。
逆にフルマラソンやトライアスロンなどの長時間の運動には、脂質が主な栄養素になります。
糖質が多く含まれている食べ物は、ご飯、パン、麺、いも、砂糖、はちみつなどです。
主に、主食と言われているものや甘いものにも多く含まれています。
1日、2000キロカロリー必要な方は、およそ60%の1200キロカロリーを糖質から摂るのが望ましいと言われています。ご飯に換算すると、お茶碗、5杯分に相当します。
糖質は摂りすぎると、肥満や生活習慣病を招く恐れがあります。一方、不足が続くと体力の低下や疲れやすくなったりします。適切な摂取を心がけましょう。
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