ストレッチを頑張り過ぎてはいけない理由 パーソナルトレーナー小林より
パーソナルトレーナーの小林です
ガチガチになりがちなこの季節。
運動の調子はいかがですか?
今回は簡単に
ストレッチを頑張り過ぎてはいけない理由
をお伝えします。
よく
股関節が開かない。。。
ストレッチを頑張らなくては!!
と毎日頑張って伸ばしているという方も多いと思います。
と頑張っているもののなかなか改善しない。。。
逆に
股関節が痛くなっちゃった、、、
とご相談いただくこともあります。
(痛みがある時はまず痛い運動はやめてくださいね。これは運動の基本です。)
実は股関節が開かない
制限されている原因が、他からの影響で開かない
ということが多いです。
実際の例をお伝えしますね。
丁度、このブログを書いている前日に施術させていただいた40代女性A様への施術でした。
私のパーソナルでは「全身の詳細な評価」を最初に行います。
股関節が開かない制限がある方でも、全身を評価してみると身体の様々なところに制限が見つかります。
A様は左股関節が開かない制限がありました。
仰向きに寝た状態で横に広げた時に45度ほど(※個人差がありますが正常な方だと80度〜90度は開きます。)
これでは歩いた時など左脚の動きが悪く歪んだ動きになってしまい身体に負担をかけてしまいます。
全身見てみると股関節の制限以外に以下の制限がありました。
・左骨盤の制限(左仙腸関節)
・左腹部の制限(胃の筋膜)
・左5番肋骨の制限
・後頭骨、頚椎1番の制限
・頭蓋骨の制限
その中でも身体が必要としている箇所が
左腹部の制限(胃の筋膜)
だったため、ここのバランステクニックを行いました。
この胃の部分は中医学的に
・不安、心配を表す部分
生理学的にも交感神経優位だと
・胃が収縮するため、硬くなり、消化の問題などに関わります。
今回は不安の感情が影響していたため、感情に対してもバランスしました。
バランステクニック後、股関節の制限は80度まで改善。さらに可動域最後の制限の質感を観ると、あと少し制限があったので頭蓋骨のバランスをしました。
すると90度まで改善しました。
そしてその他の制限されていた部分すべて改善されました。
このように、股関節に制限があったとしても
直接的に股関節をストレッチせずに改善されるケースが多いです。
なぜ開かないのか必ず理由があります。
股関節が開かないように制限する筋肉は内転筋です。
実は内転筋はお腹の深い部分の筋膜で連結され、頭蓋骨まで繋がりがあります。
そして全ての筋膜は筋膜でつながっています。
さらに筋膜は内臓や頭蓋骨の中の膜など、小さいレベルでは細胞膜といったレベルで連結します。
細胞膜の中にエネルギーの元の物質を作るミトコンドリアがあります。
細胞膜への出入りがしやすい環境というのが大切だと考えられます。
体内は体液が循環しています。
身体はすごいですね。
・自分でストレッチや運動をしているが改善しない歪みや慢性の痛み
・慢性的な腰痛や辛い肩こり
・膝の痛みの改善、予防
そんなお悩みの方は早めにパーソナルセッションにお任せください。
専門家として身体を分析して、あなたに合った施術、運動指導でサポートさせていただきます。
パーソナルトレーナー小林のプロフィール
「こころ」ー「からだ」をつなぐセラピスト
小林 篤史
プロキックボクサーを目指すも挫折。
その後パーソナルトレーナーとして活動スタート。
運動では改善が難しい方には全国で学んだ
オステオパシーカイロプラクティック
PNFなど様々な手技を統合したオリジナルメソッドで改善に導いている。
江戸川区大杉にある整体院ライフィールを運営。